京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
小塩山の麓、大原野神社の西側にある天台宗の古刹。 寺伝では、白鳳期に役行者の開基で、その後、最澄が再建したと伝わる。 謡曲の「西行桜」や「小塩」の舞台として知られる。 西行法師は出家の折、鏡石と姿見池に自分の姿を映しながら髪をおろし、この地に草庵を結び、一株の桜を植えて吟愛していたと伝わる。 世人はその桜を「西行桜」と称し、いつしか寺を「花の寺」と呼ぶようになった。 現在、西行桜は三代目、境内には100本のさくらが植えられている。 寺宝も見所で、瑠璃光殿には国の重要文化財に指定された仏像が安置されている。 また、小浜城主で豊臣秀吉に従った木下長嘯子 (ちょうしょうし) も、関ヶ原の戦いで失脚後、この寺域に隠棲し歌人となったという。
「花の寺」として知られる勝持寺。
四季折々の花がたのしめる意味ではなく、ここでは花見の花、つまりサクラのこと。
春には、境内を埋め尽くすほどの桜が開きます。
また、桜と同じくらいの楓も植えられ、秋になると真っ赤に染まります。
同じ西山の光明寺や善峯寺の紅葉名所に比べると静かなので、タクシーの運転手さんがお客さんを案内している姿を境内でよく見かけます。
他にも、寺宝が充実していて、収蔵庫には国重文の仏像をはじめ、多数の仏像が安置されています。
平成8年までは、願徳寺の本尊である国宝「木造如意輪観音半跏像」も安置されていました。
仏像に興味がある方は、隣の願徳寺も拝観するといいでしょう。
さらに西行ゆかりの地を巡るならば、西行の永遠の女性 待賢門院の法金剛院、辞世の句が詠まれた西行庵、西行の墓とされる双林寺にも立ち寄るといいでしょう。
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