宗像神社

御苑内鎮座

藤原冬嗣が、自邸の小一条第に宗像三女神を勧請したのが起源と伝わる。小一条第は花山院家が相続したことから、近代まで花山院家が別当に就いたが、東京遷都に伴い御所一帯の公家町が廃され、御苑内鎮座となった。

宗像神社

宗像神社について

基本情報

社名
宗像神社(むなかたじんじゃ)
創建
795年(延暦十四年)
主祭神
多紀理比売(タギリヒメ)、多岐都比売(タギツヒメ)、市寸島比売(イチキシマヒメ)
旧社格
国史見在社、府社
例祭
9月15日
駐車場
有料駐車場あり - 京都御苑中立売西駐車場利用。
交通機関
地下鉄丸太町駅徒歩5分
住所
京都府京都市上京区京都御苑内9

概要

京都御苑内に鎮座する神社で、宗像三女神(福岡県宗像市の宗像大社に祀られている三柱の女神)を主祭神に、倉稲魂神と天岩戸開神の2柱を配祀する。 795年(延暦14年)藤原冬嗣が平安京東西両市の守護神として筑前の宗像神を勧請し、自邸東京第(小一条第)に祀ったのが起源と伝わる。 小一条第は花山院家が相続したことから、近代まで花山院家が別当に就いた。 東京遷都に伴い花山院家邸宅が廃され、御苑内鎮座の府社となった。 現在の社殿は安政年間(1854~1859年)の再建である。

見所

観光名所
本殿 - 安政年間(1854年~1859年)の再建。
境内社 - 繁栄稲荷社、少将井社、金刀比羅宮 、花山稲荷社、京都観光社。
クスノキ - 樹齢600年~800年ともいわれる御神木の大楠で、京都御苑内で最も古い。洞ではアオバズクが繁殖している。
元左近の桜 - 昭和11年に京都御所紫宸殿の左近の桜を植え替えた際に移植された。

歴史

795年
藤原冬嗣が平安京東西両市の守護神として筑前の宗像神を勧請し、自邸東京第に祀ったと伝わる。
1131年
藤原家忠が花山院家を開き、天岩戸開神を合祀し守護神とし、近代まで花山院家が別当に就いた。
応仁の乱
兵火により焼失し、その後再建された。
1854~1859年
安政年間、現在の社殿が再建された。
明治2年
東京遷都に伴い花山院家邸宅が廃され、御苑内鎮座となった。

撮影後記

 今まで「京都御苑紀行」内に掲載していましたが、「宗像神社紀行」として分離することとしました。 御苑の西南(裏鬼門)にあたる位置に鎮座するため方除けの御神徳もあるようで、「京都観光神社」なる面白い境内社も鎮座しています。

更新履歴

2015年9月20日
京都御苑紀行から分離し初版をアップロードしました。

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