仏国寺

高泉性敦

黄檗宗萬福寺の末寺。1678年、萬福寺5世 高泉性敦が、当地にあった永光寺を復興し、「仏国寺」と号したのが始まり。複数の堂宇を完備し興隆したが、明治維新の後に荒廃し、現在本堂と庫裏をとどめるのみである。

仏国寺

仏国寺について

基本情報

山号寺号
天王山仏国寺(てんのうざんぶっこくじ)
宗派
黄檗宗
創建
1678年(延宝六年)
開山
高泉性敦(こうせんしょうとん) - 萬福寺第5世。
本尊
釈迦三尊
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
JR藤森駅徒歩15分
住所
京都府京都市伏見区深草大亀谷古御香町156-1

概要

天王山仏国寺と号する黄檗宗萬福寺の末寺。 1678年(延宝六年)、明から渡来した萬福寺5世 高泉和尚が、当地にあった永光寺を復興し、「仏国寺」と号したのが始まり。 後水尾上皇より「大円覚」の宸筆勅額を賜わり、講堂など複数の堂宇を完備し興隆したが、明治維新の後に荒廃し、現在本堂と庫裏をとどめるのみである。 本堂には釈迦三尊と毘沙門天を安置する。 境内には高泉和尚銅碑があり、国の重要文化財に指定されている。

見所

国重要文化財
高泉和尚銅碑 附紙本墨書碑銘草本近衛家熈筆 - 1711年に鋳造された中国風の青銅碑で、高泉に帰依した近衛家熈の撰文。
観光名所
本堂 - 昭和の再建。本尊釈迦三尊像と毘沙門天像を安置する。
墓地 - 酢屋道金ともいわれた桃水和尚の墓がある。また隣接する墓地には小堀遠州の墓もある。

歴史

1678年
高泉性敦が当地にあった永光寺を復興し、「仏国寺」と号した。
近世
講堂など複数の堂宇を完備し興隆した。
近代
無住になり荒廃した。
昭和
本堂が再建され再興された。

撮影後記

 深草大亀谷にある黄檗宗の禅寺です。 急坂を登った高台に、広々とした駐車場と本堂や庫裏が建っていて、開放感のする境内です。 文化財としては青銅の開山高泉碑が境内にあります。 亀の甲羅の上に立っていて、亀さん重苦しそう。 あと、仏国寺墓地の隣に小堀遠州の墓がありますが、茂みの奥にあって分かりづらい場所にあります。 御香宮の墓地だそうで、大徳寺孤篷庵からの分骨が納められているそうです。

更新履歴

2014年12月26日
初版をアップロードしました。

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