実報寺

日尊本廟

鳥辺山の入口に建つ日蓮本宗の寺である。南北朝時代、本山要法寺の開祖 日尊の菩提所として創建された。日尊本廟の他、浄瑠璃「近頃河原達引」のモデルとなったお俊・伝兵衛、江戸時代の箏曲家 生田検校の墓がある。

実報寺

実報寺について

基本情報

山号寺号
多宝山実報寺(たほうざんじっぽうじ)
宗派
日蓮本宗
創建
南北朝時代
開基
日尊
本尊
曼荼羅
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
五条坂バス停徒歩5分
住所
京都府京都市東山区五条橋東6丁目588

概要

鳥辺山の入り口に建つ日蓮本宗の寺である。 南北朝時代、東山二条にある本山要法寺の開祖 日尊の菩提所として創建された。 境内には、日尊が生前に建立した4mの題目笠塔婆が立ち、日尊本廟がある。 墓地には近松門左衛門の浄瑠璃「近頃河原達引」のモデルとなったお俊・伝兵衛、江戸時代の箏曲家 生田検校の墓がある。

見所

観光名所
本堂 - 鉄筋コンクリート製。
題目笠塔婆 - 康永二年(1343年)の銘がある。日尊が建立した4mの逆修題目石塔。
墓地 - 日尊本廟、近松門左衛門の浄瑠璃「近頃河原達引」のお俊・伝兵衛、江戸時代の箏曲家 生田検校、江戸時代の医師 川越衡山らの墓がある。

歴史

南北朝時代
要法寺の開祖 日尊の菩提所になった。

撮影後記

 鳥辺野の広大な墓地の麓にある寺です。 墓地に眠る浄瑠璃「近頃河原達引」のモデルとなったお俊・伝兵衛は、聖護院塔頭の積善院に「お俊伝兵衛恋情碑」が立っています。 釜座三条の呉服商井筒屋の伝兵衛と先斗町近江屋の遊女お俊が、聖護院の森(積善院境内)で心中したというお話です。

更新履歴

2015年1月16日
初版をアップロードしました。

実報寺紀行のコメント

コメント欄

實報寺には日目の遺骨があるとされる廟郎があるが、日目の遺骨が本当にあるかは定かで無い。日蓮正宗の堀日亨が大正から昭和初期にかけて1度訪れているが正確にお骨を確認できていないし、分骨の説もあるが、實報寺住職の言い分は土に還っているだろうというから実際は無いのかもしれない。あるとすれば、要法寺か日蓮正宗が引き出したか、実際どこにあるか實報寺も要法寺も探していないとみる。

實報寺の本尊は日蓮から日尊へ授与した金の十界板曼荼羅で手前には日尊像が安置された謗法の寺である。
日蓮像がある要法寺系寺院は群馬県に1つしかないが、金の十界板曼荼羅は日尊の物である。

コメントを書く

お名前 ※
ホームページ
コメント本文 ※
認証キー ※ (半角)
Captcha Code

フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。

おすすめギャラリー

鎌倉

鎌倉紀行

作品追加中
さくら

さくら紀行

作品追加中
美瑛・富良野