京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
臨済宗大本山妙心寺の塔頭寺院である。 1645年(正保二年)、奥平松平家2代 松平忠弘(播磨姫路藩主、出羽山形藩主、下野宇都宮藩主、陸奥白河藩主)が、父 松平忠明(奥平松平家祖)の菩提を弔うために、武蔵国(埼玉県行田市)天祥寺の世代であった乳峯義元を招請して創建した。 明治期に延宝年間(1673年~1683年)開創の慈性院を併合している。 近世まで本堂には、奥襖絵として狩野山楽晩年の傑作「老梅図襖」があり、近年、最新のデジタルアーカイブ事業によって高精細複製された。
普段は一般公開されていない山内塔頭ですが、2012年の秋に近くの麟祥院と共に特別公開されていました。
方丈奥襖にはデジタル復元された「老梅図襖」が収められていました。
2007年に京都文化協会とキヤノンが「綴プロジェクト」を立ち上げました。
京都の伝統工芸の技とキヤノンが培ってきたデジタル画像技術を融合させ、オリジナルに限りなく近い高精細複製品が作られ、貴重な文化財を身近に感じられるようにという文化財未来継承プロジェクトです。
私も間近で鑑賞させてもらいましたが、科学に裏付けられた技術者と、金箔や表装など巧の技を持つ伝統工芸士とのコラボで、素晴らしいものでした。
ちなみにキヤノンの方法は、私が持っているようなデジカメで多分割撮影を行い、パソコン上で収差補正やカラーマッチング合成を行い、大判プリンターで独自開発された絹本へ出力しているようです。
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