京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
上高野にある天台宗の寺である。 もとは比叡山三千房のひとつとも、七条塩小路にあった時宗西来院が前身とも伝わる。 この地は、加賀藩前田家重臣であった今枝重直が庵を営んでいたという。 寛文二年(1662年)前田家家老の今枝近義が、祖父の重直の菩提を弔うため、比叡山の実蔵坊実俊を請じ創建された。 造営にあたって、今枝重直と親交があった石川丈山や狩野探幽の協力を得て、さらに黄檗宗の木庵禅師らも関わったことから伽藍に黄檗禅宗様の様式も見られる。 書院から眺める浄土式の池泉鑑賞式庭園は、「拾遺都名所図会」にも描かれた名庭で、殊に紅葉時期は筆舌に尽くし難いものがある。
昔は穴場的な紅葉名所だったようですが、20年以上前にJR東海の「そうだ京都、行こう。」で採り上げられて有名になってしまって、紅葉時期は観光客も少なくありません。 インターネットが普及している昨今では、京都で穴場と呼べるところは、今更出尽くした感がありますものね。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。