さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
江戸時代初期、飯田城主が脇坂氏だった頃、石打場地籍の住民が植えたとされるシダレザクラの名木で、飯田市の天然記念物に指定されている。 「くよと」とは、供養塔が転訛したことと考えられている。 根元には秋葉様や簿等観音などの供養塔と常夜灯などが建てられており、樹下を通る旧遠州街道で、旅人や馬の供養をしたことが推測される。 またこの地は信濃国守護小笠原氏の居城に近く、「陣返坂」「自害坂」「石打場」など戦国時代の動乱に関連するといわれる地名が残り、供養等との関連も推測される。
場所が分かりづらい名桜ですが、見る価値は十分にある飯田市内屈指の絵になる一本桜です。 一枚目の画像を見ると、根元付近に石碑と常夜灯が建てられているのが分かります。 2017年の撮影では、現地の解説板には「石打場の住民は今も毎晩交代で、常夜灯に供養の燈明をあげている。」とあったことを思い出し、常夜灯も燈されるのかと期待して再訪しましたが、燈されませんでした。
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