京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
円山公園の奥、長楽寺山の山麓に立ち、京都市内が一望できる絶景地に立つ。 もとは円山公園の大半と大谷本廟の敷地を含む広大な寺領を持った大寺院だった。 寺伝によれば、桓武天皇の勅命により、805年に天台宗の最澄が創建したが、室町初期に国阿が時宗に改宗した。 建礼門院が平家滅亡後、当寺で落飾したことで知られる。 本堂には、建礼門院が、8歳で入水した実子 安徳天皇が最後に着ておられた直衣を16旒の仏幡に縫い菩提を弔った建礼門院唯一の遺宝が展示されている。 古くは「今昔物語」「山家集」「平家物語」など、文に詩に歌によく詠われたゆかりの寺である。
長唄「京の四季」より
「秋は色増す華頂山 時雨をいとふから傘の 濡れてもみじの長楽寺 思ひぞ積もる円山の 今朝も来て見る雪見酒」
円山公園の賑わいがウソのように円山公園の一角に人知れず佇んでいる古刹。
灯台もと暗しというか、観光スポットのなかにある隠れ観光スポットでしょうか。
晴れたかと思えば雨が降ってくる気まぐれな晩秋の空。
そんなときに訪問したい寺院であります。
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