本願寺北山別院

親鸞聖人御里坊

浄土真宗本願寺派(西本願寺)の一乗寺にある別院である。もと比叡山三千坊のひとつで、親鸞が青蓮院から比叡山へ登る際に修学をしたとも伝わることから「御里坊」と称され、宗祖親鸞聖人の宗史蹟となっている。

北山別院

北山別院について

基本情報

山号寺号
聖水山北山別院(せいすいざんきたやまべついん)
別称
御里坊(ごりぼう)
宗派
浄土真宗本願寺派
寺格
西本願寺別院
創建
平安時代
本尊
阿弥陀如来
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
一乗寺下り松町バス停徒歩5分、叡電一乗寺駅徒歩8分
住所
京都府京都市左京区一乗寺薬師堂町29

概要

浄土真宗本願寺派(西本願寺)の一乗寺にある別院である。 親鸞が青蓮院から比叡山へ登る際に、1年余り修学をしたとも伝わることから「御里坊」と称され、宗祖親鸞聖人の宗史蹟となっている。 もと「養源庵」と称した比叡山三千坊のひとつであった。 1677年~1678年、浄土真宗の寺として再興され、2年後に西本願寺の北山別院となった。 境内には親鸞が延暦寺から六角堂での百日間の参籠に往来する際、身を清め喉を潤したといわれる御聖水がある。

見所

観光名所
本堂 - 「聖水山」の扁額がかかる。
鐘楼 - 梵鐘は明朝中国で鋳造されたと伝わる。明治35年、大阪御花講から寄贈された。
御聖水 - 親鸞が延暦寺から六角堂での百日間の参籠に往来する際、身を清め喉を潤したといわれる。
影向石(ようこうせき) - 聖徳太子が童の姿となって親鸞を励ましたと伝わる石。

歴史

平安時代
養源庵と称した比叡山三千坊のひとつであった。
1181年
親鸞が青蓮院から比叡山へ登る際に、養源庵で1年余り修学をしたとも伝わる。
1201年
親鸞が比叡山より下山し、六角堂での百日間の参籠に往来する際に養源庵に立ち寄った。
1677~1678年
「養源寺」と号した浄土真宗の寺として再興され、「御里坊」と称された。
1680年
西本願寺の北山別院となった。

撮影後記

 詩仙堂の南側、金福寺の北隣にある西本願寺の京都に三つある別院のひとつです。 三院のなかでは一番こじんまりとしていて、聖水保育園が併設されています。 別院は本山に準じるもので、輪番で住職となります。

更新履歴

2015年9月19日
初版をアップロードしました。

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