小倉神社

御所の裏鬼門除け

718年創建と伝わる大山崎町に鎮座する式内社で、御所の裏鬼門除けとして崇敬された。山崎の戦いでは、豊臣秀吉が家臣を遣わし戦勝を祈願した。神輿をはじめ、相撲板絵、狛犬等は江戸時代に奉納されたものである。

小倉神社

小倉神社について

基本情報

社名
小倉神社(おぐらじんじゃ)
創建
718年(養老二年)
主祭神
武甕槌神、齋主神、天兒屋命、比賣大神
旧社格
式内社、郷社
例祭
5月3日
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
第二大山崎小学校前徒歩5分
住所
京都府乙訓郡大山崎町円明寺鳥居前83

概要

718年創建と伝わる式内社で、乙訓地方で最も古い神社のひとつ。 850年には正一位の神階最高位を賜り、「小倉大明神」と号し、醍醐天皇の崇敬篤く、延喜式内社に列せられている。 山崎の戦いでは、豊臣秀吉が家臣を遣わし戦勝を祈願した。 神輿二基をはじめ、相撲板絵、狛犬等は江戸時代に奉納されたものである。

見所

観光名所
本殿 - 本殿の裏に地磁波発生の磐座がある。
拝殿 - 拝殿前に割拝殿がある。江戸時代の相撲板絵が奉納されている。
石鳥居 - 一の鳥居、二の鳥居とも江戸元禄年間の建立。一の鳥居の額は、小野道風の筆という。
御神木 - 樹齢500年の樅(モミ)と樹齢600年の杉。
末社 - 三社(八幡宮、天照皇太神宮、若宮社)、天満宮、若宮社、稲荷社、龍王社、石座社(境外社)。

祭事

1月1日
歳旦祭
1月第2日曜日
宮座弓神事
2月3日
節分祭
2月11日
五ケ村五穀豊穣祭
5月3日
春季例大祭
9月11日
八朔祭
11月3日
秋祭り

歴史

718年
元正天皇の養老二年に創建されたと伝わる。
794年
平安京遷都に際し、御所の裏鬼門除けとして崇敬された。
850年
正一位の神階最高位を賜り「小倉大明神」と号した。
平安時代
醍醐天皇の崇敬篤く、延喜式内社に列せられた。
1582年
豊臣秀吉は、山崎の戦いに際して、家臣の片桐祐作と脇坂陣内を遣わし戦勝を祈願した。成就以後、毎年米三千俵を寄進した。
江戸時代
徳川家の崇敬篤く土地が寄進され、境内地は六万坪余あった。
1864年
蛤御門の変では、幕府方が戦勝を祈願した。

撮影後記

 天下分け目の天王山の北側に鎮座する式内社。 背後の竹林の中に4世紀末の前方後円墳である鳥居前古墳があります。 被葬者は小泉川流域を支配していた豪族といわれ、その後び神格化され、当社との創建の関連が考えられるそうです。

更新履歴

2013年2月15日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。

小倉神社紀行のコメント

コメントを書く

お名前 ※
ホームページ
コメント本文 ※
認証キー ※ (半角)
Captcha Code

フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。

おすすめギャラリー

鎌倉

鎌倉紀行

作品追加中
さくら

さくら紀行

作品追加中
美瑛・富良野