京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
愛宕山を源とする水尾川流域のエリア。 きれいな水の湧くところという意味で、古くは「水ノ尾、水雄(みずのお)」と呼ばれ、都と丹波を結ぶ要所として栄え、千人を超す人が暮らしたという。 しかし、江戸時代の二度にわたる大火や保津川の舟運が発展すると、戸数は激減した。 水尾は「柚子の里」で知られるゆずの産地である。 江戸時代には「水尾の柚子」は都で珍重されていた。 柚子風呂と丹波地鶏を使用した水炊き料理でもてなす店が数件ある。 また、水尾の地をこよなく愛した清和天皇ゆかりの地としても知られ、水尾山陵をはじめ清和天皇社や円覚寺など清和天皇ゆかりの場所が点在する。
幽閑脱俗の仙境というほどではありませんが、市街から手軽に行ける京都の秘境ともいっていい里山です。
かつては、丹波から上京するには、老ノ坂峠を越えるか、水尾から落合を経由して鳥居本へ抜ける米買道を利用するしかなく、街道の宿場町として大変栄えたそうです。
現在は、愛宕山に登る人などが通るくらいで、車の往来も少なく往時の面影はなく、静かなもんです。
水尾と云えば、ゆずが有名で、柚子の季節になると、新鮮な柚子を使った「柚子風呂」が風物詩となっています。
予約すれば、この柚子風呂と丹波の地鶏を使った鳥すきを楽しむこともできます。
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