京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
山号を音羽山と称する北法相宗大本山。 本尊は千手観音、開基は延鎮である。 西国三十三箇所観音霊場の第16番札所である。 法相宗(南都六宗の一)系の寺院で、広隆寺、鞍馬寺とともに、平安遷都前からの歴史をもつ数少ない寺院で、古都京都の文化財としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。 清水山の山麓に清水の舞台で名高い舞台造りの本堂(国宝)をはじめ、仁王門、馬駐、西門、三重塔、経堂、田村堂、朝倉堂、釈迦堂、阿弥陀堂、奥の院、子安塔(以上重文)のなどの堂宇が建っている。 飛鳥時代、奈良の僧・延鎮上人が「木津川の北流に清泉を求めてゆけ」との霊夢をうけ、音羽山麓の滝のほとりにたどり着き、草庵をむすんだ。 その地で、行叡居士より観世音菩薩の威神力を祈りこめた霊木を授かり、千手観音像を彫作して居士の旧庵にまつったのが、始まりと伝わる。 そして、坂上田村麻呂公が、延鎮上人に会い、殺生の非を諭されたことで上人に帰依する。 上人は坂上公を助け、協力して本堂を広く造りかえた。 810年、北観音寺とする鎮護国家の道場となり、やがて清水寺と号し当時では珍しい私立の寺であった。 奈良興福寺に属し、真言・法相の両宗を兼ね、南都勢力の京都での拠点となり、南都北嶺の争いではたびたび兵火を受けた。 現在の主な堂宇は、1633年に徳川家光が古制に倣い再建したものである。 以上の縁起により、延鎮を開山、田村麻呂を本願と位置づけている。
金閣寺と双璧をなす京都観光のランドマーク的存在ですね。 このお寺さんは、なんと朝の6時から拝観できるのが特筆すべき点です。 日中は、修学旅行の学生さんや多くの参拝客でにぎわいますが、早朝の境内は、空気も張りつめ静寂で清水寺を独り占めできるというか満喫できます。 そして、この時間なら長蛇の列ができる音羽の滝もすぐ飲めます。 京都観光が初めての方は、早起きして一日の初めは清水寺からがオススメですよ。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。