京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
大阪府との境に近い長岡京市の西南端の山深い場所にある静かなお寺さんです。
独鈷水で知られていますが、最近は、あじさいの寺としてもそこそこ知られているようです。
ですが、このお寺が見事なのは、燃えるようなカエデの紅葉の時期。
西山三山のひとつですが、他の二山(光明寺と善峯寺)の異常とも思える混雑と比べたらそれはそれは。
写真愛好家さんにとっても、まるで戦場のような光明寺に嫌気がさしたら、その後、立ち寄ってみるといいでしょう。
山号を立願山(りゅうがんざん)とする西山浄土宗の寺院。 開基は延鎮僧都、本尊は十一面千手千眼観世音菩薩、新西国三十三箇所第十七番札所である。 眼病に霊験のある独鈷水(おこうずい)の寺として知られている。 通称、柳谷観音。 寺伝によれば806年、清水寺の開祖延鎮上人が開山。 僧都が観音菩薩の霊夢でこの地を訪れた際、楊(柳)の生い茂る渓谷の巌上に十一面千手千眼観世音菩薩像を感得し、堂を建て安置したのが始まりとされる。 僧都が清水寺へ帰洛した後、弘法大師空海が度々、ここで修行をした。 その際、瞑れた目の猿が湧き水で洗い、眼が開いたことを見た空海が眼病に効く独鈷水として広めたという。 江戸から明治にかけて天皇家にも献上されていた。
住所: 京都府 長岡京市浄土谷2
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