京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
亀岡盆地が湖だった頃、大己貴命(丹波国造伝説の神で、大国主命の若い頃の名前)が黒柄山に八神を集め、一艘の樫船に乗り一把の鍬で浮田(請田)の峡を切り開き、肥沃な農地にされ、里人はこの神徳を称え、天岡山の麓に祀ったのが起源と伝わる。 開削に使った鍬が山積みになったことから「鍬山大明神」と呼ばれたという。 社殿が現在地に遷されたのは、江戸時代初期の亀山城主 岡部長盛のときである。 秋季大祭の亀岡祭では、十一基の山鉾が建てられ祇園囃子を奏で、「 口丹波の祇園祭」「亀岡の秋祭り」として親しまれている。 また、紅葉の名所としても知られる。
亀岡では出雲大神宮と共に紅葉が美しい神社で、拝殿後方に鍬山神社と後に合祀された八幡宮の両宮が仲良く並んでいます。 鍬山神社の向拝には神紋である二羽の兎が遊び、八幡宮には神徒である二羽の鳩の神紋が見られます。 その昔、鍬山明神と八幡神が不和となって兎と鳩が争うこととなったとき、左に鍬山社、右に八幡社を同規模同形式で建て、間に小池を設けたことで争いはなくなったといわれるそうです。
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