妙円寺

松ケ崎大黒天

日蓮宗妙円寺は松ケ崎檀林(現在の涌泉寺)の日英によって、1616年に隠居所として開創された。都七福神のひとつである大黒天像が奉安され、「松ヶ崎大黒天」と通称される。60日に1回の甲子大祭の縁日で開帳される。

松ケ崎大黒天

松ケ崎大黒天について

基本情報

山号寺号
松崎山妙円寺(しょうさきざんみょうえんじ)
別称
松ヶ崎大黒天、松ヶ崎の大黒さん
宗派
日蓮宗
創建
1616年(元和二年)
開山
日英
開基
日英
本尊
久遠実成本師釈迦牟尼仏・大黒天
札所
京の通称寺霊場 第35番、都七福神めぐり 第1番
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
松ヶ崎大黒天バス停徒歩5分
住所
京都府京都市左京区松ヶ崎東町31
サイト
松ヶ崎大黒天妙円寺

概要

日蓮宗妙円寺は松ケ崎檀林(現在の涌泉寺)の日英によって、1616年(元和二年)に隠居所として開創された。 伝教大師(最澄)作と伝わる京都鬼門守護の福の神である大黒天像が奉安され、「松ヶ崎大黒天」として通称されている。 都七福神のひとつで、福禄を授ける神として信仰篤く、昭和44年の火災で類焼を免れ、「火中出現 火伏守護の大黒さま」としても崇拝されている。 60日に1回の甲子大祭の縁日で開帳される。

見所

観光名所
本堂 - 昭和44年に焼失後、鉄筋コンクリートで再建された。
大黒堂 - 伝教大師(最澄)作と伝わる京都鬼門守護の福の神である大黒天像が奉安されている。昭和44年の火災で類焼を免れ、「火中出現 火伏守護の大黒さま」として崇拝されている。都七福神めぐり第一番札所。
絵馬堂 - 絵馬が掲げられた休憩室となっている。

行事

60日に1回
甲子大祭 - 大黒天の縁日で諸願成就の祈祷が行われる。前夜7時に開帳され、加持祈祷が厳修される。
8月16日
松ケ崎送り火 - 五山送り火のひとつ。裏山の松ケ崎東山(大黒天山)に「法」の字が点火される。湧泉寺の末寺大妙寺の日良が、東山に書いたことが始まりと伝える。京都市指定無形文化財。

歴史

1616年
松ケ崎檀林(現在の涌泉寺)の日英によって、隠居所として開創された。
1805年
大黒堂が建立された。
昭和44年
信者の献灯により堂宇が焼失した。
昭和47年
堂宇が再建された。

撮影後記

 五山送り火の火床がある松ヶ崎東山「法」のすぐ麓にある日蓮宗寺院です。 西隣には涌泉寺があって、法華経僧の学校「松ヶ崎檀林」がありました。 現在は尼僧の学校である日蓮宗尼宗学林があります。

更新履歴

2014年12月27日
初版をアップロードしました。

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