京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
西山長法寺山の中腹に伽藍を構える天台宗延暦寺の末寺。 延喜年間(901年~923年)、園城寺で修行した千観僧都が、観世音菩薩の霊験によって、この地に一堂を建立したのが始まりと伝わる。 京都国立博物館収蔵の国宝「釈迦金棺出現図」は、昭和31年まで当寺が所蔵していたもので、大正時代の模写が残っている。 かつて七堂伽藍を整備したと伝えられ、平安時代の仏画の二大傑作のひとつを所蔵していたことからも、平安時代に興隆していたことがうかがえる。
紅葉で名高い粟生光明寺の南に位置する寺院です。
錦秋の時期でも、光明寺の混雑とは打って変わって静かな境内でした。
本堂工事の際には、本堂の場所から平安時代の礎石が発見されたそうで、平安時代には七堂伽藍兼備の名刹で、少し離れた場所に長法寺小学校など字名が今に残っています。
また、水とも繋がりがあって、山号の清巌山(せいがんざん)は、開基の千観上人が、今も境内に湧き出る「朧泉(おぼろのいずみ) 」から名付け、祈雨の霊験があったそうです。
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