京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
山科区にある真言宗山階派の大本山。 醍醐天皇が、早逝した生母 藤原胤子(ふじわらのいんし)の菩提を弔うために創建した。 十三門跡寺院の一つで、皇室や藤原氏にゆかりの深い寺院である。 書院、本堂、宸殿などの境内の主要な建物は、江戸時代の再建時に皇室から下賜されたものである。 藤原胤子の両親である藤原高藤(ふじわらのたかふじ)と宮道列子(みやじれつし)が当寺で出会うロマンスが、「今昔物語集」に描かれている。 かつて宮中に氷を献上した地泉庭園の氷池園には、スイレンやカキツバタが咲き競い、野鳥の寝床ともなっている。 また、水戸光圀の寄進といわれる勧修寺型灯篭でも知られる。
すぐ北隣を名神高速が貫いていますが、そういった印象は感じられず、境内は自然で溢れています。
氷室ノ池の中島には、シラサギなどの鷺の巣があって寝床になっています。
また、弁当持参で日がな一日、自慢の望遠レンズでカワセミを狙っているカメラマンの方もよくいます。
拝観者もほどほどで、実に平和なお寺さんです。
面白いのは、氷室ノ池の奥の方に「この先行かれるのはご自由ですが 大いに危険」の札があること。
「大いに危険」というので、マムシやスッポン、もしかして池に凶暴なワニでもと思ったりしますが、以前に庭園主のサギとカラスが喧嘩して枝が落ちてくることがあったためとか。
テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」でも取り上げられていました。
「危険」ではなく、赤線入りの大きな字で「大いに危険」が、なんだか微笑ましいですね。
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