得浄明院

善光寺京都別院

信州善光寺大本願の京都別院の尼寺。誓圓尼(伏見宮家皇女で明治天皇叔母)が、誓圓尼の兄 華頂宮尊秀法親王の御殿を受け継いで、明治27年に創建された。春には1,000本以上のアヤメが咲き誇り特別公開されている。

得浄明院

得浄明院について

基本情報

山号寺号
本覚山得浄明院(ほんがくざんとくじょうみょういん)
宗派
単立
寺格
信州善光寺大本願京都別院
創建
明治27年
開山
誓圓尼(せいえんに) - 善光寺大本願117世。
本尊
一光三尊阿弥陀如来
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
知恩院前バス停徒歩5分
住所
京都府京都市東山区林下町459-1

概要

知恩院西側に寺域を構える信州善光寺大本願の京都別院の尼寺。 誓圓尼(伏見宮家第三皇女で明治天皇叔母)が、関西の人が善光寺参りに来られるのは難儀で近くで縁を結べるようにと、誓圓尼の兄 華頂宮尊秀法親王の御殿を受け継いで明治27年に創建された。 春には1,000本以上のアヤメが咲き誇り特別公開される。

見所

観光名所
本堂 - 善光寺本尊の秘仏一光三尊阿弥陀如来の分身が安置されている。本堂の床下には善光寺と同様に「戒壇めぐり」ができる。闇中を一周して本尊の下にある鍵に触れると、本尊と縁が結ばれるという。
白天社 - 芸事の神の白天龍王、白女大明神を祀る。守護社で大阪から遷された。
前庭 - 春には1,000本以上のアヤメが咲き誇る。早咲きのイチハツ(一初)をはじめ、花菖蒲やジャーマンアイリスなども咲く。4月下旬から5月中旬の開花期に特別公開される。

歴史

近世
知恩院華頂殿の一部であった。
明治15年
知恩院より、善光寺大本願117世 誓圓尼(伏見宮家第三皇女で明治天皇叔母)に寄進の手続きがなされた。
明治27年
誓圓尼の兄 華頂宮尊秀法親王の御殿を受け継いで、善光寺大本願の京都別院の尼寺として創建された。

撮影後記

 創建されたのは明治時代という比較的新しい寺院です。 信州までお参りするのは現在ほど容易でなかった時代、近くで仏縁を結べるようにとのことで創建されたと、冬の旅パンフレットに書かれていました。 明治10年代は、まだ「牛に引かれて善光寺参り」という時代でしょうか。 まだ中央線も開通しておらず、関西からお参りするのには労力がいったことでしょうね。

更新履歴

2014年12月14日
初版をアップロードしました。

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