大将軍神社

王城鎮護

平安京造営の際、王城鎮護のために都の四方に祭祀した大将軍社のひとつで、東方の社として創建された。藤原兼家は当地に東三條殿を構え、「東三条大将軍神社」とも称される。大銀杏が社叢「鵺の森」を今に伝える。

大将軍神社

大将軍神社について

基本情報

社名
大将軍神社(たいしょうぐんじんじゃ)
別称
東三条大将軍神社
創建
794年(延暦13年)
主祭神
素戔嗚尊(スサノオ)
例祭
5月15日
駐車場
専用駐車場なし
交通機関
地下鉄東山駅徒歩4分
住所
京都府京都市東山区長光町640

概要

平安京造営の際、桓武天皇が大内裏鎮護のために都の四方に祭祀した大将軍社のひとつで、東方の社として創建された。 当地は京七口の一つ、三条口の要地にあたり、邪霊の侵入を防ぐ意を以って重要視されてきた。 藤原兼家は当地に東三條殿を構え、「東三条大将軍神社」とも称される。 境内には樹齢800年と伝えるイチョウの大樹が立っている。 嘗ては「鵺の森」と呼ばれ、源頼政の鵺退治の伝説を偲ばせる。

見所

観光名所
本殿 - 素戔嗚尊を主祭神とし、相殿に関白藤原兼家を配祀。
境内社 - 東三條社、荒熊稲荷社、白龍弁財天社。
鵺の森(ぬえのもり) - 樹齢800年と伝わる大銀杏や榎の大樹が立っている。「平家物語」の源頼政にまつわる鵺退治伝説の舞台。

歴史

794年
平安京造営の際に、桓武天皇が大内裏鎮護のため、都の四隅に素戔嗚尊を祀り大将軍と称した。
平安時代
藤原兼家の東三条殿があった。
1829年
千葉正胤によって再興された。

撮影後記

 大将軍とは陰陽道において、四方を司る神とされ、京都市内には他所にも多くの大将軍神社が鎮座しています。 西方には大将軍八神社、南方には藤森神社境内社の大将軍社、北方には今宮神社境内社の大将軍社と西賀茂大将軍神社があります。
 東方守護を司る当社の社名は「大将軍神社」ですが、紛らわしいので「東三条大将軍神社」として紹介しています。

更新履歴

2015年1月10日
初版をアップロードしました。

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