水火天満宮

水難火難除けの守護神

都の天変地異を鎮める為、醍醐天皇の勅願により、菅原道真の師であった天台座主 尊意僧正が、水難火難除けの守護神として道真公の神霊を勧請し、923年に創建された。境内一面を覆うように咲く紅しだれ桜は艶美である。

水火天満宮

水火天満宮について

基本情報

社名
水火天満宮(すいかてんまんぐう)
別称
水火天神社、水火の天神さん
創建
923年(延長元年)
主祭神
菅原道真
旧社格
村社
例祭
10月10日
駐車場
専用駐車場なし
交通機関
天神公園前バス停すぐ
住所
京都府京都市上京区扇町722-10
サイト
水火天満宮

概要

菅原道真が大宰府で歿した後、都では天変地異が続いた。 923年(延長元年)、醍醐天皇の勅願により、水難火難除けの守護神として、菅原道真の師であった第13代天台座主 尊意僧正が、道真公の神霊を勧請し創建された。 以来「水火天神社」として堀川通を挟んだ西側の上天神町に鎮座していたが、堀川通の拡張に伴って昭和25年に東側の扇町に遷座した。 境内一面を覆うように咲く紅しだれ桜は艶美である。

見所

観光名所
本殿 - 菅原道真をお祀りしている流造りの本殿。
拝殿 - 献燈があげられ深夜まで灯っている。
石標 - 江戸時代の交通標識で、享保二年(1717年)の建立といわれる。「是より洛中 荷馬口付のもの乗べからず」と刻まれ、昔の堀川通は此処までであった。
登天石 - 天変地異を鎮めるため醍醐天皇の勅命で、延暦寺の尊意が増水した鴨川に祈祷したところ、水位が下り、水面から石が現れ、その上に菅公の神霊が現れたと伝わる。
玉子神石 - 道真公の御愛石で、家族の出産の際に安産を祈願されたという。出産の際、卵のようにツルりと産まれてくることから、「玉子石」と呼ばれる。
出世石 - 道真公のように、世に出る石として信仰されている。
金龍水 - 鎮座以来、渇水したことのないという名水。眼病に効くといわれる。
末社 - 六玉稲荷大明神社(六玉稲荷大明神、玉光稲荷大明神、生島稲荷大明神を合祀)、秋葉大神社、白太夫社、弁才天社

祭事

1月1日
歳旦祭
2月3日
節分祭
2月第2日曜
六玉稲荷初午祭
2月25日
梅花祭
3月第1日曜
祈年祭
4月第1日曜
櫻花祭
6月30日
夏越大祓式 - 茅の輪くぐり。
7月7日
七夕祭
10月第1日曜
神幸祭 - 神輿巡行。
10月10日
例大祭 - 土御門天皇が行幸された旧暦にちなむ。
11月第2日曜
六玉稲荷社御火焚祭
11月25日
新嘗祭
12月30日
大祓式
12月31日
除夜祭

歴史

923年
醍醐天皇の勅願により、延暦寺の尊意僧正が、菅原道真の神霊を勧請し上天神町に創建した。
1472年
後土御門天皇が御幸がされた。
1788年
天明の大火で焼失した。
昭和25年
堀川通の拡張工事により、通りを挟んだ上天神町から、東側の扇町に遷座した。

撮影後記

 天満宮ですが、ウメよりもサクラの方が有名ですね、此処は。 境内が小さいので、シダレザクラが天蓋となって降り注ぐかのようで、殊に宵の境内は艶美であります。 もちろんウメも7本植えられていて、甘い香りが鼻をくすぐります。

更新履歴

2015年3月9日
初版をアップロードしました。

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