知恩院友禅苑

宮崎友禅

浄土宗総本山知恩院境内にある庭園。知恩院前に居を構えた友禅染の祖 宮崎友禅生誕300年を記念して、京都の染織業界関係者が結集して昭和29年に改修作庭された。華頂山を借景とし、池泉と枯山水で構成される。

知恩院友禅苑

知恩院友禅苑について

基本情報

名称
友禅苑(ゆうぜんえん)
宗派
浄土宗知恩院派
駐車場
有料駐車場あり - 知恩院駐車場利用。
交通機関
知恩院前バス停徒歩7分
住所
京都府京都市東山区林下町400
サイト
知恩院

概要

浄土宗総本山知恩院境内にある4,000坪の庭園である。 友禅染の祖 宮崎友禅斎生誕300年を記念して、京都の染織業界関係者が結集して昭和29年に改修作庭され、「友禅苑」と命名された。 友禅は知恩院前に住居を構えたという。 東山三十六峰に連なる華頂山を借景とし、法然上人ゆかりの吉水の清流を引き入れた「染糸の滝」を有する池泉庭園と、枯山水の鹿野苑で構成される。 補陀落池の中央には高村光雲作の聖観世音菩薩像が立像し、鹿野苑には宮崎友禅の銅像が建立されている。 また、茶室「華麓庵」と「白寿庵」が閑静に佇む。

見所

観光名所
観音菩薩像 - 補陀落池の中央に高村光雲作の聖観音像が安置されている。知恩院76世立誉行戒の記念塔で、明治31年の建立。
宮崎友禅像 - 昭和29年に建立された庭園の中央の銅像。毎年秋、京都の染織業界でつくる宮崎友禅翁顕彰会が銅像前で謝恩祭を営む。
茶室 華麓庵 - 昭和43年に浄土宗開宗800年を記念して、実業家 大沢徳太郎氏別邸の茶室を移築したもの。裏千家15代 汎叟宗室によって命名され額がかかる。
茶室 白寿庵 - 知恩院86世 中村康隆猊下の白寿を記念して、華頂会館の茶室を移築した。裏千家14代 碩叟宗室によって命名された。
真葛庵 - 法然が夢枕で中国の善導大師と真葛ガ原で対面し、浄土念仏を開かれた導きを喜ばれたことに由来して命名された。

撮影後記

 知恩院の立派な三門の南側にある池泉と枯山水で構成された回遊式庭園です。 観桜期には三門周辺に観光客が溢れていますが、友禅苑の苑内は意外に閑散としていて、こちらから桜越しに眺める三門もいいものです。 友禅苑だけですと拝観料大人300円ですが、方丈庭園(大人400円)との共通券を購入すれば500円と割引されてお得です。

更新履歴

2015年3月9日
初版をアップロードしました。

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