京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
裏千家、武者小路千家と並び、千利休を祖とする三千家のひとつ。 千利休を祖とする千家の家督を継いだ千家流茶道の本家。 不審庵は、表千家(表千家住宅)を代表する三畳半の茶室で、屋敷全体や表千家自体のこともさす。 禅語「不審花開今日春」から採られたといわれる。 不審庵庭園は国の名勝に指定され、三畳半の不審庵をはじめ、重文の千利休像が安置された点雪堂、十畳敷の座敷に書院を備えた残月亭などの茶室がある。 千宗室家元の号、屋敷全体や裏千家自体のこともさす。 四代 江岑宗佐より紀州徳川家に仕え、以来、表千家の歴代家元は紀州徳川家の茶頭として仕えた。 明治になり、これまでの紀州藩の手厚い庇護をなくすが、家元制度と三井家の援助により裏千家のような辛酸は舐めずにすんだ。 しかし時代に即した茶道普及に尽力した裏千家に最大流派の座は譲った。
ちょうど今(2012年夏)、NHKのEテレの「趣味Do楽」という番組で表千家を舞台にやってますね。 立派な武家門のような表門の中って、一般の人は入れない(着物着用で公開する日もあるようです)ので、露地の中ってこうなっているんだと拝見しています。 それにしても、千家の茶室って秀吉の黄金の茶室に比べ、なんとも質素なもんなんですね。 火災で焼失しなければ重文以上であるはずなのに。 それに引き替え、一流の茶道具ってなんであんなに高価なんですかね。 茶具は、昔は一国よりも価値があったそうですし、今だって高級外車が買えるくらいでしょう。 茶道には詳しくないですが、流派によって作法などが少し違うようですし、裏千家が大国アメリカだとしたら、表千家は伝統の英国といったところなんでしょうか。
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