るり渓

国の名勝

南丹市園部町の南西部、園部川上流の侵食してできた長さ4kmの渓谷で、国の名勝に指定されている景勝地である。瑠璃色の輝石のように見えるという渓谷には、奇岩や瀑布が点在し、府立るり渓自然公園となっている。

るり渓

るり渓について

基本情報

名称
瑠璃渓(るりけい)
指定
国名勝、府立自然公園
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
JR園部駅から南丹市営バス。温泉利用は無料送迎バス。
所在地
京都府南丹市園部町大河内
サイト
るり渓温泉

概要

南丹市園部町の南西部、園部川上流の侵食してできた長さ4kmの渓谷。 国の名勝に指定され、京都府立るり渓自然公園となっている。 江戸時代には園部藩主の探勝地で、「滑(なめら)」と呼ばれていたという。 明治38年に、船井郡長が光の反射によって瑠璃色の輝石のように見えることから「琉瑠渓」と命名すると、広く知られる景勝地となった。 浸蝕による奇岩や瀑布が点在し、探索路には「るり渓12勝」が設定されている。 上流にはダム湖があり、釣りやカヌーなどアウトドアに利用され、温泉施設やアクティビティ施設が充実している。 ホタルや国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」も生息している。

見所

国名勝
琉璃溪 - 園部川上流の侵食してできた長さ4kmの渓谷。標高差500mの探索路には、奇岩や瀑布「るり渓12勝(鳴瀑、掃雲峰、錦繍巌、座禅石、たいとう泉、渇蚪澗、双龍渕、玉走盤、水晶簾、らんか石、会千巌、通天湖)」が設定されている。
国重要文化財
大山祇神社本殿 - 応永26年(1419年)の棟上。るり渓のある大河内と、法京・杉ヶ所の三村の産土神。楠正成の弟 正季が社地を定めたといわれる。
観光名所
通天湖(るり湖) - 園部川の氾濫を予防するために作られた人造湖。昭和17年に地元の要望により砂防ダムが建設され、貯水池の役割も担っている。釣りやカヌーなどに利用されている。
京都府立るり渓自然公園 - 最上流部の人造湖「通天湖」の周辺に、少年自然の家など観光レクリエーション施設が整備されている。
るり農園 - 秋には栗拾い、芋掘りなどが楽しめる。
るり渓温泉 - るり渓高原にある心と身体の癒しの森をコンセプトにしたリゾート施設。温泉、プール、宿泊施設、ポテポテパークなどがある。冬季にはイルミネーションによる雪とオーロラが織りなす「京都イルミエール」が行われる。

歴史

江戸時代
園部藩主の探勝地であった。
明治38年
船井郡長が「琉瑠渓」と命名した。
昭和7年
国の名勝に指定された。
昭和17年
上流にダムが建設された。
平成14年
るり渓温泉が開業した。

撮影後記

 大阪と京都の府境、北摂の最高峰である深山の東側にあります。 京都遠征の際、市街のスーパー銭湯も完全網羅してしまい、いい加減飽きたので、稀に足を伸ばして訪れる場所です。 実は此処、カメラボディとLレンズを全損した私の中では悪名高き場所。 ホントにトホホでしたよ。

更新履歴

2015年2月8日
初版をアップロードしました。

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