京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
京都市左京区の鞍馬川とその支流の貴船川の源流域で、もとの愛宕郡鞍馬村。 鞍馬本町、貴船町、二ノ瀬町の3町が存在する。 昭和24年に京都市左京区に編入され、大字鞍馬は鞍馬本町となり、残りは鞍馬を冠称した貴船町と二ノ瀬町に編成された。 中心地区の鞍馬本町は鞍馬寺の門前町で、北方の花脊峠を越えて花脊に向う鞍馬街道の谷口集落である。 標高584mの霊山鞍馬山は牛若丸(源義経)修行の地であり、「鞍馬天狗」で知られる。 貴船神社が鎮座する貴船町は、貴船川に沿って20軒ほどの料理旅館が点在し、「京の奥座敷」と呼ばれる。 料理旅館街では、京都の夏の風物詩として知られる「貴船の川床」が行われ、都からの納涼客で賑わう。 惟喬親王が閑居したと伝えられる二ノ瀬町は、林羅山をはじめとした儒学者林家の領地であった。
地名の由来は、鞍馬山が昼間でも鬱蒼とした樹木が茂った場所だったとこから「暗部山(くらぶ山)」と云われ、それが転訛したとの説があります。
今でも牛若丸が修行したと伝わる僧正ガ谷は、昼間でも薄暗いです。
「くらぶ山」、「くらま山」は歌枕にもなっていますね。
なお、三町のうち貴船町は「貴船紀行」として別ページで公開しています。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。