京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
長岡京市にある真言宗系の単立寺院。 819年、空海の十大弟子のひとりである道雄が、夢枕に木上山が現れ、山上に赴くと椎から千手観音が現れ、本尊として草創されたと伝わる。 「海印寺」と号され、華厳宗を学ぶ鎮護国家の道場で、後に真言宗との兼学となった。 平安時代には定額寺となり塔頭十院を有し興隆したが、応仁の兵火により海印寺が焼失し、塔頭の寂照院のみが残された。 「日本孟宗竹発祥の地」とも伝わり、道元が宋より持ち帰り当地に植えたといわれ、境内奥に孟宗竹の竹林がある。 本堂には、府指定重文の鎌倉時代の四天王立像をはじめ、多数の貴重な仏像を所蔵する。
日本のタケの中で最大で、中国の江南地方原産の孟宗竹(モウソウチク)発祥の地とされる寺院です。
タケノコは大きく肉厚で柔らかく、寺院などでも好んで植えられ、日本各地で一般的に見られる竹です。
67年に1度花が咲くともいわれる、面白い性質もあります。
ちょうど住職さんと立ち話する機会があり、貴重なお話を聞けました。
草木が生い茂り、誰も寄り付かないような廃寺寸前だった当院を、住職さんが一代で復興したこと。
誰も見向きもしなかった仏像が、府の重文に指定されたことなど、興味深い話でした。
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