京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
臨済宗大本山妙心寺の塔頭寺院のひとつ。 1480年(文明十二年)、室町幕府管領 細川政元が、花園天皇離宮跡に妙心寺中興の祖 雪江宗深を開山として創建した。 応仁の乱で灰燼に帰した妙心寺の復興に心血を注いだ妙心寺6世 雪江宗深の塔所である。 雪江禅師は四人の弟子、景川宗隆(龍泉派)、悟渓宗頓(東海派)、特芳禅傑(霊雪派)、東陽英朝(聖沢派)を輩出し、妙心寺発展の基礎となった四派本庵が創建された。 ここに日本最大級の大本山の時運は定まったのである。 1604年(慶長9年)建立の方丈は国の重文で、雪江禅師と四弟子をテーマとした「四河一源の庭」と称す枯山水庭園がある。
妙心寺四派本庵の霊雲派に属しているそうですが、四本庵各々の開山禅師の師である雪江禅師の塔所であることから、四本庵以上に由緒がある塔頭です。
妙心寺の数ある山内塔頭のなかでは、玉鳳院に次いで格式高い塔頭といえるのかもしれません。
通常時は非公開塔頭ですが、「京の冬の旅」で特別公開していたので拝観してきました。
以前の方丈南庭は白砂が敷かれた枯山水だったそうですが、中根金作氏によって苔地に楓が植えられた枯山水になりました。
新緑と紅葉の頃はさぞかし美しいのだろうなぁと、縁側に座って心眼でしばし眺めていました。
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