海宝寺

伊達正宗の伏見上屋敷

伏見区桃山町にある黄檗宗寺院で、普茶料理を提供している。当地の桃山町正宗は、伊達政宗の伏見上屋敷があった場所で、享保年間(1716~1736年)、萬福寺12世 杲堂元昶によって伊達家上屋敷跡に創建された。

海宝寺

海宝寺について

基本情報

山号寺号
福聚山海宝寺(ふくじゅざんかいほうじ)
宗派
黄檗宗
創建
1716年~1736年(享保年間)
開山
杲堂元昶(こうどうげんちょう)
開基
杲堂元昶
本尊
聖観世音菩薩
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
京阪墨染駅徒歩10分、JR藤森駅徒歩10分
住所
京都府京都市伏見区桃山町正宗20

概要

伏見区桃山町にある黄檗宗寺院で、中国式の精進料理である普茶料理を提供している。 当地の桃山町正宗は、伊達政宗の伏見上屋敷があった場所で、町名はこれに由来している。 享保年間(1716~1736年)、萬福寺12世 杲堂元昶によって伊達家上屋敷跡に創建され、萬福寺13世 竺庵浄印 (じくあんじょういん)が隠居先とした。

見所

観光名所
仏殿 - 1764年の建立。
方丈 - 1764年の建立。豊臣秀吉遺愛の手水鉢。伊藤若冲筆の障壁画「群鶏図」があったが、京都国立博物館寄託となっている。障壁画のあった部屋は「若沖筆投げの間」と呼ばれている。
祠堂 - 大丸関係者の位牌を祀る。
木斛 - 伊達政宗御手植えと伝えられるモッコクの木。

歴史

1592年
伊達政宗は豊臣秀吉から当地にあった伏見城上屋敷を与えられ、数年間居住した。
1716~1736年
享保年間、萬福寺12世 杲堂元昶によって創建され、萬福寺13世 竺庵浄印が隠居先とした。

撮影後記

 この辺りは伊達政宗をはじめ、名立たる武将が屋敷を構えていたようで、以下のような地名が見られます。 桃山福島太夫町(福島正則)、桃山毛利長門町(西軍大将毛利輝元の子息 毛利秀就)、桃山筒井伊賀町(伊賀上野城主 筒井定次)、桃山羽柴長吉町(初代鳥取藩主、秀吉の養子池田長吉)など。

更新履歴

2015年1月11日
初版をアップロードしました。

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