正法寺

安積親王の菩提寺

和束町にある臨済宗永源寺派の古刹。聖武天皇の皇子である安積親王の菩提を弔うため、行基を開山に迎え、天平年間に建立されたと伝わる。紅葉の時期には、境内のヤマモミジが見事に染め上がり筆舌に尽くしがたい。

正法寺

正法寺について

基本情報

山号寺号
瑞泉山正法寺(ずいせんざんしょうほうじ)
宗派
臨済宗永源寺派
創建
天平年間(729年~749年)
開山
行基
中興開山
如雪文巌(じょせつぶんがん)
駐車場
不明 - 付近に駐車スペースあり。
交通機関
JR加茂駅から奈良交通バス山の家前バス停徒歩5分
住所
京都府相楽郡和束町南下河原71

概要・歴史

和束町にある臨済宗永源寺派の古刹。 聖武天皇の第二皇子・安積親王(あさかしんのう)の菩提を弔うため、行基を迎え、裏山の仏法寺山に建立されたと伝わる。 創建当初は、広大な寺領を有する大寺院だったと伝えられるが、中世になると衰退した。 江戸時代初期の1644年(正保元年)、仏法寺山城の城主田村氏が、如雪文巌を中興開山として迎え、山麓の現在地に堂宇を移設して再建した。 そして、真言宗から臨済宗永源寺派に改め、正法寺と号した。 紅葉の時期には、境内のヤマモミジが見事に染め上がる。

撮影後記

 洛西の大原野にある正法寺ではなく、南山城の和束町にある正法寺です。 紅葉の名所らしいのですが、今まで人の姿を見かけたことはありません。 静かな静かな山寺です。
 安積親王の菩提寺ということなのですが、親王は難波宮に行幸の際、脚気になってわずが17歳で早逝したとのこと。 すぐ近くには、お茶畑に囲まれた小高い丘の上に安積親王陵墓があります。 地元の人には太鼓山とも呼ばれているそう。 南山城の田舎は、お茶どころで、和束から宇治田原にかけて、ワインディングロードが茶畑の中を走り、京都でもお気に入りの道のひとつであります。

更新履歴

2011年9月27日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

正法寺紀行のコメント

コメントを書く

お名前 ※
ホームページ
コメント本文 ※
認証キー ※ (半角)
Captcha Code

フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。

おすすめギャラリー

鎌倉

鎌倉紀行

作品追加中
さくら

さくら紀行

作品追加中
美瑛・富良野