京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
衣笠山から朱山の麓に位置する臨済宗妙心寺の境外塔頭で、「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されている。 1450年、室町幕府管領 細川勝元が、徳大寺家の山荘を譲り受け、妙心寺5世 義天玄承を開山に招き創建された。 「龍安寺の石庭」で名高い方丈庭園は、大海に見たてた白砂に15個の石を点在させ、禅の境地を表現しているという簡素な枯山水で、国の特別名勝及び史跡に指定されている。 作者、作庭年代、表現意図などは諸説あり、謎が残ることでも知られる。 また、鏡容池を中心とする回遊式庭園は国の名勝。 禅の格言を謎解きに図案化させた「知足のつくばい」の傍らには、秀吉が愛でたと伝わる侘助椿の老樹が景趣を添える。
日本で最も有名な庭園と云えば、この竜安寺の石庭を思い浮かべる方も多いかと思います。 ただ、それは国の名勝(後に特別名勝)に指定されてからで、昔は鏡容池を中心とする池泉回遊式庭園の方が有名だったそうです。 その石庭の傍らには、春になると紅色の糸桜が白川砂を敷き詰めた簡素な枯山水に彩りを添えます。 豊臣秀吉は、石庭ではなく傍らに咲いていた枝垂れ桜を好んだといいます。 当時のさくらは、石庭の西北隅に立っていたようで、その古株跡が残されています。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。