京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
岩倉にある顕本法華宗総本山。 境内には、インドのブッダガヤ大塔を模した仏舎利大塔が聳える。 1389年、会津の日蓮僧 日什が、烏丸五条あたりに創建したのがはじまりである。 洛中法華二十一ヶ寺として興隆したが、応仁の乱や天文法華の乱などの法難で寺地を転々とし、豊臣秀吉の都市改造政策により寺町二条に移転した。 昭和43年、寺町二条の喧騒と環境悪化を避けるため、現在の岩倉の地に落ち着いた。 本坊の枯山水庭園は、冠雪の比叡山を借景とするため「雪の庭」と称される。 寺町二条の旧寺地にあった松永貞徳作庭の庭を、石組みをそのままに移築し復興した。 また展示室には、娘道成寺で有名な安珍清姫ゆかりの鐘が安置されている。
今でこそ、宝ヶ池や深泥池の北側にありますが、昭和43年までは寺町通にあった寺院です。
秀吉時代の寺町移転前は、四条綾小路にあったそうで、今も妙満寺町の地名が残っています。
境内は広大で実に開放感があります。
まだ新しいこともありますが、隅々まで手入れが行き届き、外のトイレもピカピカで、綺麗で気持ちが良いです。
本堂からは、何の因果か、法華一揆で焼き討ちに遭った比叡山が望めます。
京都の寺院の中でも、ここから眺める比叡山と伽藍の組み合わせは、屈指の美しさじゃないでしょうか。
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