由岐神社

鞍馬の火祭

鞍馬寺参道途中に鎮座する鞍馬寺の鎮守社。もとは内裏に祀られていたが、朱雀天皇の勅詔で王城の北方鎮護として遷宮された。毎年10月22日に行われる「鞍馬の火祭」は、京都三大奇祭のひとつとして名高い。

由岐神社

由岐神社について

基本情報

社名
由岐神社(ゆきじんじゃ)
別称
靫明神(ゆきみょうじん)
創建
940年(天慶三年)
主祭神
大己貴命、少彦名命
例祭
10月22日 - 鞍馬の火祭。
駐車場
駐車場なし
交通機関
叡電鞍馬駅徒歩10分、鞍馬バス停徒歩10分
住所
京都府京都市左京区鞍馬本町1073
サイト
由岐神社

概要

鞍馬寺参道途中に鎮座する鞍馬寺の鎮守社であった。 もとは内裏に祀られていたが、大地震や天慶の乱(平将門の乱)が起き、朱雀天皇の勅詔で、940年に鞍馬に由岐大明神を遷宮して王城の北方鎮護とされたのが起源。 拝殿は豊臣秀頼により再建された桃山建築で、国の重要文化財に指定されている。 御神木の樹齢約800年、樹高53mに達するスギは「大杉さん」と称され、市の天然記念物。 毎年10月22日に行われる「鞍馬の火祭」は、「京都三大奇祭」のひとつとして名高い。 鞍馬街道各所に焚かれたかがり火の中を、ふんどし姿の氏子が松明を持って練り歩いて境内を目指す勇壮な男祭りである。

見所

国重要文化財
拝殿 - 斜面に建つ懸造(舞台造)で中央に通路のある割拝殿。1607年、豊臣秀頼により再建された。
石造狛犬 - 子供を抱いている珍しい狛犬。(京都国立博物館寄託)
市天然記念物
スギ及びカゴノキ - 杉3本及びカゴノキ1本が指定さfれている。樹齢約800年、樹高53mに達する最大のスギは「大杉さん」と称され御神木とされている。一心に願えば願い事が叶うとされている。
観光名所
本殿 - 豊臣秀頼により再建。現本殿はその後の建築。
末社 - 三宝荒神社、白長弁財天社、冠者社、岩上社、大杉社、八幡宮社(境外社)、石寄社(境外社)。

祭事

1月15日
弓の神事
2月3日
節分祭
3月21日
大杉祭
4月29日
崇敬会由岐会大祭
6月30日
夏越祓祭
10月16日
宵宮祭
10月22日
例祭(鞍馬火祭) - 「京都三大奇祭」のひとつ。鞍馬街道各所に焚かれたかがり火の中を、ふんどし姿の氏子が松明を持って練り歩いて境内を目指す勇壮な男祭り。平安時代の遷宮の際、鴨川に生えていた葦で松明が作られ、道々には篝火を焚き、一大儀式により勧請された。鞍馬の民がこれに感激し、かがり火を持って神霊を迎えたことが由来となった。
11月9日
お火焚祭
12月31日
除夜祭

歴史

平安時代初期
由岐大明神は内裏に祀られていた。
940年
大地震や天慶の乱(平将門の乱)が起き、朱雀天皇の勅詔で、鞍馬に由岐大明神を遷宮して王城の北方鎮護とした。
鎌倉時代
衰微した。
1607~1610年
豊臣秀頼により、本殿と拝殿が再建された。
明治維新
神仏分離で鞍馬寺から独立した。

撮影後記

 鞍馬寺の九十九折参道のとっつきに鎮座している神社です。 以前は境内にライブカメラが稼動していて、鞍馬方面の積雪具合を参考にするため、ホームページに頻繁にアクセスして大変お世話になっていた神社です。
 由岐神社と云えば、鞍馬の火祭ですね。 もとは剣鉾や神輿を中心としたものだったそうで、幕末から明治にかけて火が祭礼の中心的な役割となったそうです。 時代祭の夜に行われる奇祭なのですが、深夜まで続くとか小耳にしたことがあるので、尻込みしています。 いつか遠征して、この二つも撮影しなくちゃ。

更新履歴

2013年7月6日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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