京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
寺町鞍馬口にある浄土宗寺院。 京都六地蔵巡り第5番で、地蔵堂には京都六地蔵のひとつ鞍馬口地蔵(深泥池地蔵)を安置。 平安時代初期、小野篁(おののたかむら)が刻んだ六体の地蔵の一つと伝えられ、深泥池の畔から当寺に移されたものといわれている。 寺伝によれば、慈覚大師 円仁によって、千本今出川に天台密教の道場として863年に創建されたと伝わる。 その後衰退し、室町文明年間に中興開山の春谷盛信が復興し、「上善寺」と号し、後柏原天皇の勅願寺として栄えた。 豊臣秀吉の都市改造政策により、寺域を千本今出川から現在の寺町鞍馬口に移され、天台真盛宗から浄土宗に改宗した。 毎年夏の地蔵盆では、 国の重要無形民俗文化財に指定された六斎念仏(小山郷六斎念仏)が行われ、京都六地蔵巡りの参拝者で賑わう。
この寺も、豊臣秀吉の都市改造政策によって寺町通沿いに移された寺のひとつです。
寺町寺院の中で最も北に位置し、北区に位置しています。
ただし上記のとおり由緒ある地なので、かつては上京の町組に組み込まれていました。
よって住所も通り名を用いた表記がなされています。
ちなみに、千本今出川にも山号寺号とも同号の寺院が存在しますが、あちらは元の上善寺があった場所です。
ただし、宗派は移転後に浄土宗に改宗したので両寺は異なります。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。