鞍馬・大原・花背・比叡山

京の奥座敷

旧愛宕郡に属していた幽閑脱俗の仙境は、京の奥座敷と呼ぶに値する。鞍馬は牛若丸の修行の地であった。八瀬・大原は若狭街道の中継地として栄え三千院などの天台宗系寺院が多い。花背・久多は市内屈指の豪雪地帯。比叡山は延暦寺の霊場で日本仏教の母山である。

鞍馬・大原・花背・久多

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鞍馬・大原・花背・比叡山について

撮影後記

 今までの経験上、北山あたりが、みぞれか、みぞれ交じりの雨の場合、大原の里や鞍馬まで北上すればそこそこ降雪していることが多いです。 久多>花背>京北>鞍馬>大原>三尾≫嵐山>北山>山科>洛中>洛南の順に雪が積もりやすいのかなと感じます。 冬はやっぱり雪化粧の京都を撮影したいので、南岸低気圧がなく上空寒気がパワー不足の場合は、市中を諦めこのエリアにたどり着くことがしばしばあります。
 なお、比叡山延暦寺は近江ですが、世界遺産で「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されているし、歴史的経緯からも京都特集に組み込みました。

歴史・概要

大原は、古くは「おはら」と読まれ、小原とも表記された。 八瀬から大原は、若狭街道の中継地点として栄え、比叡山延暦寺に近かったことから、三千院・勝林院・来迎院・寂光院などの天台宗系寺院が建立された。 また、騒乱やいくさにおける京都からの脱出ルートとしても用いられ、出家・隠遁の地でもある。 惟喬親王や建礼門院、大原三寂と称された寂念・寂超・寂然兄弟、藤原顕信・西行・鴨長明などの隠遁の地として知られている。 薪炭の生産地として知られ、薪を頭に載せて京都まで行商した大原女(おはらめ)が京都まで薪炭を売り歩いた。 後に柴漬や茶、麦粉の特産でも知られるようになった。 鞍馬エリアには、鞍馬寺と貴船神社がある。 鞍馬山は、霊山として知られ、密教による山岳修験の場として栄えた。 また、牛若丸の修行の地であり、「鞍馬天狗」で一般に知られている。 夏季には貴船川の上に木組みによる川床が設置され、鮎料理なども食せる。 花背・久多エリアは冬季は雪深い地域である。 12世紀に開創された修験道系の山岳寺院である峰定寺などがある。

所在地:京都府京都市左京区 静市・鞍馬・大原・花脊・広河原・久多・滋賀県大津市坂本

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