京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
京都市北区北東部の山間地域に位置し、賀茂川の源流域に広がる地域である。 国特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオが生息している。 名称の由来として、出雲氏の作った「出雲ケ畑」集落の「出」が取れたとする説、薬王菩薩が、疫病退散のため植えた薬草のたなびく様子が「紫雲」のようであったという説が今に伝わる。 平安時代前期、皇位継承から遠ざけられた文徳天皇の第一皇子であった惟喬親王が、晩年この地に隠棲し、雲ケ畑の里人に慕われた親王にまつわる遺跡が数多く残る。 また、役行者が創建したと伝わる志明院では、毎年4月29日のシャクナゲが咲く頃には、 山伏たちが般若心経を唱える中、無病息災を祈願し、裸足で火渡り行に参加できる。 毎年8月24日には、京都市の無形民俗文化財に登録されている「雲ケ畑松上げ」が行われる。
若狭国へ至るかつての鯖街道の経由地として賀茂川に沿うように雲ケ畑街道が蛇行し、沿道に昔ながらの民家が点在しています。
ただ、沿道に郵便局も交番も商店もないため少子高齢化が急激に進み、昨年には小学校も廃校になりました。
京都市の山間地域でも、特に覇気のない印象を感じます。
また、雲ケ畑は賀茂川の水源地でもあります。
この地が汚染されると、下流の京都御所をはじめ京都の街に影響が及ぶため、生活排水をきれいに保つことは無論、昭和30年代までは、死者の埋葬に関しても、持越峠を越えて真弓(桂川水系の清滝川)で埋葬の段取りを済ませていたそうです。
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