檀林寺

壇林皇后

昭和39年建立の真言宗寺院。平安時代創建の壇林寺は、野宮神社の東、天龍寺の北にあり、嵯峨天皇の皇后である壇林皇后が建立した門跡寺院。日本最初の禅門の寺で、平安初期の仏教文化の一中心地であったという。

檀林寺

檀林寺について

基本情報

山号寺号
松森山檀林寺(しょうしんざんだんりんじ)
別称
檀林寺門跡、宝寶閣
宗派
真言宗
創建
815年(弘仁6年) - 現檀林寺は昭和39年の建立。
開山
義空
開基
橘嘉智子(壇林皇后) - 嵯峨天皇の皇后。
本尊
准胝観音菩薩
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
京福嵐山駅徒歩15分、嵯峨釈迦堂前バス停徒歩8分
住所
京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町2-10

概要

昭和39年創建の真言宗寺院。 平安時代創建の壇林寺は、嵯峨天皇の皇后 橘嘉智子(壇林皇后)が建立。 日本最初の禅門の寺だったという。 野宮神社の東、天龍寺の北にあり、12の塔頭・子院をもち、平安初期の仏教文化の一中心地であったという。 壇林皇后没後、荒廃し廃絶した。 昭和になり現在地に壇林皇后を象った准胝観音菩薩を本尊に再建した。

見所

観光名所
本堂 - 宝寶閣。法宝閣造り。壇林皇后を模したという本尊の准胝観世音を安置する。
霊宝館 - 寺宝を展示する。
瓢箪池 - モリアオガエルが繁殖している。
壇林皇后の供養塔
檀林寺旧跡 - かつて野宮神社のあたりにあった。現在、「前中書王遺跡」と「山城国一ノ寺」の石標が立っている。
宮内庁管理
嵯峨陵 - 壇林皇后陵。

歴史

815年
嵯峨天皇の皇后 橘嘉智子(壇林皇后)が、唐僧 義空を招き野宮神社の東、天龍寺の北に尼寺を建立。日本最初の禅門の寺だったという。
848年
壇林皇后没後、官寺となった。
平安時代
荒廃し廃絶したという。跡地には、浄金剛院という寺が建立されたという。
昭和39年
壇林皇后を象った准胝観音菩薩を本尊に現在の地に再建した。

撮影後記

 祇王寺の隣にあるお寺です。 平安時代の壇林寺の法灯を直接引き継いでいるわけではないようですが、宝物館には皇后ゆかりといわれる品々があり(本物かは別にして)往時の壇林寺をしのぶことはできます。 平安時代の壇林寺の遺跡を見たければ、野宮神社の近くに石標が、また水尾に通じる六丁峠の最初のヘアピンカーブのところから山道を数分登ると嵯峨陵があります。

更新履歴

2012年6月23日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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