三秀院

東向大黒天

臨済宗天龍寺の塔頭。1363年、不遷法序によって創建され、江戸時代に後水尾天皇により中興された。大黒天堂には後水尾天皇の念持仏だった東向大黒尊天が奉祀され、節分の天龍寺七福神めぐりの札所となっている。

三秀院

三秀院について

基本情報

寺号
三秀院(さんしゅういん)
宗派
臨済宗天龍寺派
寺格
天龍寺塔頭
創建
1363年(正平十八年 / 貞治二年)
開山
不遷法序
本尊
観世音菩薩
札所
天龍寺七福神めぐり(大黒天)
駐車場
有料駐車場あり - 天龍寺境内駐車場利用。
交通機関
嵐電嵐山駅徒歩2分、JR嵯峨嵐山駅徒歩10分
住所
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町64

概要

臨済宗天龍寺派大本山天龍寺の塔頭である。 1363年(正平十八年 / 貞治二年)夢窓疎石法嗣の不遷法序によって霊庇廟の南に創建された。 寛文年間(1661年~1672年)後水尾天皇により中興されたが、禁門の変では焼失した。 明治5年、廃仏毀釈で塔頭養静軒を合併し、現在地に再建された。 六角形の東向大黒天堂には、後水尾天皇の念持仏だったという東向福聚大黒天が奉祀され、節分の天龍寺七福神めぐりの札所となっている。

見所

観光名所
本堂 - 昭和50年の再建。本尊観世音菩薩像が安置されている。天井に彫金の鳳凰図が飾られている。
東向大黒天堂 - 六角形の御堂。節分の天龍寺七福神めぐりのひとつ。後水尾天皇の念持仏だったという東向福聚大黒天が奉祀されている。
庭園 - 露地に茶室「任有亭」がある。
墓地 - 映画監督の森一生の墓。

歴史

1363年
夢窓疎石法嗣の不遷法序によって霊庇廟の南に創建された。
1661~1672年
寛文年間、後水尾天皇により中興された。
1864年
禁門の変で焼失した。
明治5年
廃仏毀釈で塔頭養静軒を合併し、南岳が現在地に再建した。
明治12年
乙訓郡大山崎の瑞雲院を合併した。
昭和50年
本堂が再建された。

撮影後記

 天龍寺の総門入ってすぐ右手にある塔頭です。 境内には他の寺院ではあまり見かけない珍しい庭木が植えられているようでした。 他の時期にも足を運んでみよう。

更新履歴

2015年10月12日
初版をアップロードしました。

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