京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
平清盛公別邸の西八条殿の鎮守社と伝わる。 熊野詣で霊告あり、土中より若一王子の御神体が現われたという。 翌年、平清盛が太政大臣に任ぜられ、開運出世の神様と尊崇される所以となった。 西八条殿は現梅小路公園付近に築かれ、軍事拠点の六波羅邸に対し、西の交通の要衝に営まれた平家の生活拠点である。 清盛は出家後、福原に在住することが多く、西八条殿には妻の時子が住し、周辺には頼盛、重盛、宗盛など平家一族が集住した。 境内には平清盛御手植えと伝わる樹齢800年以上のクスノキが立ち、シンボルとなっている。
西大路通沿いにある平清盛ゆかりの神社です。
車の往来で騒がしい西大路から一歩境内に足を踏み入れると静かなもんです。
写真を撮っていると、神職さんが社務所から出てきて、親切にも境内各所の説明を事細かくしてくれました。
西大路通を南行していると前方にクスノキの巨樹が見えてきます。
このクスノキはいわく付きで、昭和初期の西大路通拡張と市電の敷設の際に、邪魔になるので枝を切り落としたところ、工事関係者に次々と不幸が襲ったそうです。
平野神社からずっと直線の西大路通が、この付近だけ迂回しているのは、忌み嫌って伐りはらうのを避けたためなんだそう。
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