京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
天台宗青蓮院の北東に位置する別院で、青蓮院門主が住職を兼務している。 比叡山延暦寺中興の祖 元三大師(良源)を本尊とし、「元三大師堂」とも称される。 保延年間(1135~1141年)、陽範阿闍梨が比叡山横川に尊勝坊を開創したことに始まる。 陽範は横川般若谷に祀られていた元三大師の宝前で、修法祈念し霊験を得たことにより、法皇から「尊勝」の号を賜った阿闍梨である。 正和年間(1312~1316年)、青蓮院の三條白川坊の後背地に遷され、「裏築地御殿(裏築地門跡)」と呼ばれた。 大正4年、現在地へ移転し、桃山時代建立の本堂(市文)のみが移築された。
青蓮院の飛地境内である将軍塚へ向かう東山トレイルを5分程登ったところにあります。
参拝に来られる方は稀で、殆ど京都一周トレイルのハイカーたちが立ち寄る程度の静かな寺院です。
境内からは平安神宮方面の眺望が利きます。
尊勝寺の歴代住職は、日野家の子息が出家して受け継いできた縁から、伏見の法界寺の別当職を務め、また多賀大社とも関係が深く、江戸時代から明治維新に至るまで住職が別当院を兼帯したそうです。
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