京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
元は綾戸神社と國中神社の二社であったが、戦国時代に國中社が綾戸社の社地に遷され合祀され「綾戸国中神社」と改称された。 昭和39年、東海道新幹線建設にともない、現在の高架東側に遷座した。 綾戸神社は、飛鳥時代の継体天皇年間、大堰川(桂川)七瀬の祓神として、「大井社」と称されていたと伝わる。 久世郷全体の郷社であったと推定される國中社は、訓世の郷(久世)がまだ一面湖水の時、スサノオが天から降臨し、水を切り流し広々とした平野とされ、その中心に愛馬の頭を彫刻した駒形を尊の形見として祀ったのに始まるという。 この駒形が國中社の御神体であり、祗園祭に供奉する久世稚児社参が、胸に駒形を棒持することから「久世駒形稚児」と言われる所以である。 祇園祭の神幸祭と還幸祭では、金色の烏帽子、白の狩衣姿で馬に乗った駒形稚児が、スサノオが鎮まる中御座神輿の先導を務める。
久世橋通の起点である上久世交差点近くにある神社です。
はじめて参詣したとき、カーナビ通りに進んだら北東側の住宅街の狭い路地に入り込み、脱出困難になり四苦八苦しました。
お車の方は大通りからアクセスしてください。
一台分の参拝者用駐車場も、ちゃんと用意されています。
境内には、すぐ脇を東海道新幹線の高架があり、高架の向こう側に社務所があります。
新幹線開通のため移転を余議なくされた全国唯一の社だそうです。
戦前には鉄道開通に伴い、国に境内を接収されることはよくありましたが、新幹線は寺社の境内をできるだけ避けて路線が決定されたのかもしれませんね。
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