京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
PHOTOGRAPH.PRO
スマホでも閲覧できるようになりました
京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
干菜山と号する浄土宗知恩院派の寺院で、「ほしな寺」と呼ばれている。 寺伝によれば、寛元年間(1243~1247年)に道空が乙訓郡西山安養谷に建立した斎教院が起源と伝わる。 道空上人は、六斎念仏を世に広めたことで知られ、その由緒をもって後柏原天皇から六斎念仏総本寺の勅号を賜った。 天正十年(1582年)に、月空宗心によって現在地に移された。 豊臣秀吉が鷹狩の際に立ち寄り、宗心が乾菜(ほしな)を献上したことにより、「干菜山光福寺」の称号を与えられたという。
「西山・乙訓」カテゴリに蔵王堂紀行が掲載してありますが、そこの寺号も「光福寺」になります。
毎年8月31日に、国の重要無形文化財に指定されている久世六斎念仏踊りが奉納されるのですが、ここで紹介している出町柳の光福寺も、もとは乙訓に寺域がありました。
六斎念仏には、空也堂傘下の空也堂系と、光福寺傘下の干菜寺系があります。
近世までは干菜寺系が盛んでしたが、近代になると踊念仏で芸能的彩色を帯びている空也堂系が盛んになっていきました。
フェイスブックを開始しました。上のタブからどうぞ。