京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
中宮彰子が行啓し、藤原道長、紫式部以下がお供をし、在原業平が和歌を詠んだ歴史ある神社です。
藤原氏と縁のある春日社を模しているので、社前には狛犬ではなく、神鹿像が祀られていました。
かつては、鹿苑もあったそうです。
境内は普段は静かなのですが、桜や楓が多く植わっていて、シーズンには観光バスも来るほどの人気です。
花の寺(勝待寺)や正法寺に隣接しているので、お参りしたついでに立ち寄るといいでしょう。
奈良春日大社から勧請を受けたもので、京春日の別称があり、「京の春日さん」として親しまれている。 祭神は春日大社と同じで、武御賀豆智命・伊波比主命・天之子八根命・比咩大神である。 神社の山の手からは、1万年以前の有柄尖頭器が発見されている歴史の地。 784年、桓武天皇が奈良から長岡京(現向日市)へ遷都した際、桓武天皇の后の藤原乙牟漏が藤原氏の氏神である奈良春日社の分霊を勧請して、鷹狩を行っていた大原野に祀ったのに始まる。 850年、藤原冬嗣を祖父とする文徳天皇が冬嗣長年の願望を想い出し社殿を造営した。 応仁の乱で荒廃するが、江戸時代初期、後水尾天皇が社殿を再建した。 藤原氏の一族では女が生まれると、皇后・中宮になれるように大原野神社に祈り、幸にして女が祈願通りの地位につくと、行列を整えて参拝することが例となった。 清和天皇の女御となった藤原高子が参詣した際、供奉の在原業平が、「大原や小塩の山もけふこそは 神世のことも思出づらめ」との和歌を詠じて奉ったことは有名である。 政治・方除・知恵の神として、また良縁を授けて下さる女の守護神や産土神としての信仰が篤い。
住所: 京都市西京区 大原野南春日町1152
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