源空寺

張貫の御影

伏見にある浄土宗寺院である。1195年、法然が忍空に請われて木幡の里人に説法をし、法然は「張貫の御影」を作り忍空に与え念仏道場としたのが起源と伝わる。その後、1612年に伏見城の一宇を寄進され当地に移された。

源空寺

源空寺について

基本情報

山号寺号
宝海山源空寺(ほうかいざんげんくうじ)
宗派
浄土宗
創建
1195年(建久六年)
開山
法然
開基
忍空
本尊
円光大師像
札所
法然上人二十五霊跡 第15番
駐車場
専用駐車場なし
交通機関
京阪伏見桃山駅徒歩5分
住所
京都府京都市伏見区瀬戸物町745

概要

「法然院源空寺」と号す伏見にある浄土宗寺院である。 寺伝によれば、天台宗僧 忍空は、木幡の里(宇治市炭山)に草庵を結び、密かに専修念仏を修じていた。 1195年(建久六年)、法然が奈良からの帰途、忍空に請われて木幡の里人に説法をした。 里人は法然の教えに帰依し、法然は「張貫の御影」を作り忍空に与え、草庵を念仏道場に改めた。 1612年(慶長17年)、江戸の幡随意が幕府に願い出て、徳川秀忠によって伏見桃山城の一宇を寄進され当地に移された。

見所

観光名所
本堂 - 本尊円光大師座像、 阿弥陀仏立像、法然の張貫の御影が安置されている。
山門 - 二層の鐘楼門で、伏見城の遺構とされる。

歴史

1195年
天台宗僧 忍空は、木幡の里(宇治市炭山)に「天台宗光堂寺」と称す草庵を結んだ。
1195年
法然が草庵に立ち寄り、浄土宗の念仏道場となった。
1612年
江戸の幡随意が幕府に願い出て、徳川秀忠によって当地に移された。
1848年
本堂が焼失した。

撮影後記

 楼門様式の山門には、右側に即一六躰地蔵と愛染明王像、左側に朝日大黒天像が祀られています。 この大黒天像は、豊臣秀吉の出世守本尊ともいわれた持念仏ともいわれ、もと伏見城の巽櫓に祀られていたと伝えられています。 当地の瀬戸物町は、かつて新大黒町と呼ばれていたそうです。

更新履歴

2015年1月22日
初版をアップロードしました。

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