京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
951年創建の真言宗智山派の寺院で、踊り念仏で知られる市聖(いちのひじり)空也が道場とした西光寺を、空也の没後に高弟が、六原の地名と仏語の六波羅蜜から「六波羅蜜寺」に改名した。 空也は、疫病の蔓延する京都で、念仏を唱えながら病人に茶をふるまって救済した六斎念仏の始祖として名高い。 またこの地は、平安時代後期には平清盛ら平家一門の屋敷が営まれ、鎌倉時代には鎌倉幕府によって六波羅探題が置かれた源平盛衰の政治の中心地であった。 鎌倉時代再建の本堂には、 空也自刻といわれる秘仏本尊の国宝十一面観音立像が安置されている。 宝物館には、口から念仏唱和になぞらえた6体の阿弥陀仏を吐き出し、わらじ履きで洛中を歩く様子が表現されている空也上人立像や、傲慢な姿ではなく穏やかな風姿の平清盛像など、数多くの国の重要文化財に指定されている仏像が収蔵されている。
今年の大河ドラマでお馴染みの平家の軍事拠点が置かれた六波羅にある寺院で、多数の藤原・鎌倉期の仏像を収蔵している名刹です。
江戸時代までは塔頭10カ寺を有していた大寺院だったそうですが、廃仏毀釈で上知され、現在の主だった伽藍は本堂と弁財天堂と宝物殿ぐらいの窮屈そうな伽藍です。
隣接している旧六原小学校も、もとは寺域でありました。
その京都市立六原小学校も、2011年4月に付近の5つの小学校が合併し、統合により京都市立開睛小学校(小中一貫で東山開睛館)となり、明治2年開校の歴史ある小学校も141年の歴史に幕を下ろしました。
単なる都心部の児童数減少ではなく、この界隈って日本でも特殊な場所だと思います。
子供の姿は多く見ます、ただし制服を着た他地域の子供なのですから。
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