京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
鹿ケ谷にある「住蓮山」と号する浄土宗の単立寺院である。 鎌倉時代初頭、法然上人の弟子 住蓮と安楽が現在地より東側の山中に鹿ヶ谷草庵を結び、六時礼讃をおこない浄土礼讃の念仏道場としたのが起源である。 1206年(建永元年)、後鳥羽上皇女御 松虫姫と鈴虫姫の姉妹が教化され、上皇の熊野詣の留守中に鹿ヶ谷草庵を訪れ無断で剃髪し出家する出来事があった。 激怒した上皇は、専修念仏停止を宣下され、住蓮、安楽は斬首され、法然上人は讃岐国に親鸞聖人は越後国に流罪となった。(承元の法難) その後、帰京した法然上人により、住蓮房、安楽房の菩提を弔うために再興され「住蓮山安楽寺」と号された。 現在地に寺基を遷したのは、天文年間(1532~1555年)の頃である。 毎年7月25日に開催される「中風まじない鹿ケ谷かぼちゃ供養」が風物詩となっている。
哲学の道から一本山際を南北に走る通称「隠れ道」に面しています。 普段は拝観謝絶の看板が立っていますが、桜が咲く頃(4月上旬の土日)、ツツジの頃(5月上旬の大型連休)、サツキの頃(5月下旬~6月上旬の土日)、モミジの頃(11月~12月上旬の土日・祝日)に特別公開されます。 期間中の本堂では、住職が簡単な縁起や説法をしてくれる親切なお寺です。
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