京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
臨済宗大本山南禅寺の塔頭のひとつである。 1320年(元応二年)、南禅寺5世 約翁徳検の寂後、庵を創建して「牧護庵」と号した。 宇多天皇ゆかりの「法皇寺」が合併されている。 法皇寺の起源は、推古天皇の勅願により乙訓郡今里(長岡京市)に創建されたと伝わる乙訓寺である。 宇多天皇が法皇となると、乙訓寺を行宮(あんぐう)とされ、堂塔が整備され「法皇寺」と号された。 琵琶湖疎水を引いた池泉回遊式庭園には、わらべ地蔵があちらこちらに置かれている。
南禅寺の三門の向かいに位置する非公開塔頭です。
鹿ケ谷道に面しているので、紅葉の時期などは山門越しの錦秋の景観が衆目を集めます。
開山の約翁徳検(仏燈国師)は鎌倉の出身で、鎌倉の建長寺15世でもあります。
建長寺塔頭の龍峰院が塔所となっています。
孤児だったといわれ、建長寺開山の蘭渓道隆が童役として引き受けたそうです。
そんな由緒からなのか、門前の石碑の上や境内には、わらべ地蔵がいっぱい。
三千院の有名な「わらべ地蔵」と同じ彫刻家によるものです。
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