京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
真言宗豊山派の古刹。 乙訓地域で現存するもっとも古い寺院で、推古天皇の勅願により、聖徳太子が創建したと伝わる。 長岡京下、京内七大寺の筆頭として栄え、造営時の藤原種継暗殺事件では、早良親王(桓武天皇の弟)が嫌疑をかけられ当寺に幽閉連座された。 平安時代には、空海が当寺の別当に任じられ、最澄も当寺を訪れ密教について法論を交わした。 現在の伽藍は、徳川綱吉の生母 桂昌院の援助により再興されたもの。 また、ボタンの寺としても有名で、4月下旬から5月上旬頃には、約2,000株の牡丹が咲き競う。
乙訓寺の乙訓とは、今の長岡京市や向日市一帯のエリアで、平安京以前の歴史の地です。
その乙訓を冠する寺ということで、京都でも屈指の古刹であろうことは想像に難くありません。
「乙訓」とは、昔この地方が「弟国」と呼ばれていたのが語源だとか。
ちなみに「兄国」は、葛野(今の洛西一帯)だと言われることから、洛西一帯の方が歴史が古そうです。
撮影に関しては、ぼたん寺でありながら、ボタンの時期に訪問したことがありません。
この時期、全国の一本桜の撮影に追われ機会がありません。
今後、その合間を縫って、なんとか撮影したいものです。
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