さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
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さくら紀行
全国の一本桜、名桜、お花見名所への巡礼記憶
飯田市鼎(かなえ)の矢高諏訪神社参道石段の両側に、3本のエドヒガンザクラの大木が自立している。 天保元年(1831年)矢高諏訪神社の石段が完成し、飯田藩第10代藩主堀親しげ(しげはウ冠+王+缶)が長姫城(飯田城)から眺めて、「たいそう立派に出来たから桜の木を植えよ」と金壱封を与えた。 村人は天守閣から殿様も花見ができるようにと、石段の両側に3本の大木を植えたものであると伝わる。 以来「殿様三本桜」として親しまれてきた。
長姫城がある丘の上地区から松川を挟んで右岸に位置する鼎地区。 その小高い場所に矢高諏訪神社が鎮座しています。 ちょうど長姫城の真南に位置しています。 石段を上ると、桜越しに鼎の町並みと、その向こうに丘の上地区が望めました。 しばし江戸時代の御殿様が、天守からこちら側を眺めている光景を思い浮かべてみたのでした。
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