天授院

本派専門道場

臨済宗大本山妙心寺の塔頭寺院のひとつで、本派専門道場となっている。1380年、妙心寺二祖 授翁宗弼により創建された由緒ある塔頭。応仁の乱後、雪江宗深が再興し、東海派の祖 悟渓宗頓に付嘱し東海派に属した。

天授院

天授院について

基本情報

寺号
天授院(てんじゅいん)
宗派
臨済宗妙心寺派
寺格
妙心寺塔頭
創建
1380年(天授六年)
開山
授翁宗弼(じゅおうそうひつ) - 妙心寺2世。
駐車場
無料駐車場あり - 妙心寺駐車場利用。
交通機関
京福妙心寺駅徒歩5分、妙心寺北門前バス停徒歩5分
住所
京都府京都市右京区花園妙心寺町36

概要

臨済宗大本山妙心寺の塔頭寺院のひとつで、本派専門道場となっている。 1380年(天授二年)、妙心寺二祖 授翁宗弼により創建された。 創建時の南朝年号「天授」を院号とする。 応仁の乱後、妙心寺中興の祖 雪江宗深が再興し、東海派の祖 悟渓宗頓(ごけいそうとん)に付嘱し東海派に属した。 1653年(承応2年)、増改築にともない東海庵の北側から現在地に移った。

見所

国重要文化財
法華経譬喩品 - 正中三年(1326年)、藤原宣房筆の法華経譬喩品(ひゆぼん)。

歴史

1380年
妙心寺2世 授翁宗弼により創建された。
応仁の乱
兵火で荒廃した。
戦国時代
妙心寺中興の祖 雪江宗深が再興した。
1469~1487年
文明年間、東海派の祖 悟渓宗頓に付嘱し、東海派に属した。
1653年
東海庵の北側から現在地に移った。

撮影後記

 妙心寺の46ある山内塔頭のなかでも、妙心寺第二世の授翁宗弼(円鑑国師)により創建された最古参の塔頭です。 再興後に東海派に属するようになったそうですが、雪江禅師の塔所である衡梅院やその四弟子による四派本庵よりも由緒は古いです。 公卿藤原宣房(万里小路藤房)の子である国師は、後醍醐天皇に仕えながら大徳寺を開いた大燈国師に参禅しています。

更新履歴

2015年3月2日
初版をアップロードしました。

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