京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
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京都 四季の古都紀行
Kyoto: Ancient Capital for Thousand Years
臨済宗大徳寺の塔頭で、加賀前田家の菩提寺である。 1608年、加賀百万石の前田氏祖 前田利家の正室 お松の方(まつ)が、息子の利長・利常と共に前田家の菩提寺として、大徳寺147世 玉室宗珀を開山に迎え創建した。 寺号は松子の法号「芳春院」による。 寛永の大火により創建時の伽藍は失われ、13代藩主 前田治脩により再建された。 さらに廃仏毀釈で堂宇の大半を失い、明治8年に復興された。 方丈後方には、小堀遠州作と伝わる呑湖閣を中心とした楼閣山水園がある。 墓地には、芳春院や前田利長の御霊屋をはじめ、東寺百合文書の整理を行った前田綱紀の霊屋など前田家代々の墓がある。
数年前に放送されたNHK大河ドラマ「利家とまつ」で、加賀百万石の礎を築いたお松の方ゆかりの禅院です。
大徳寺の最北に位置している塔頭になります。
普段は拝観できないのですが、毎年定期的に公開されています。
ギャラリーには撮影禁止でしたので掲載していませんが、境内奥にも素敵な山水庭園があります。
その中心に「呑湖閣(どんこかく)」という楼閣が建っています。
この楼閣には立ち入ることができないのですが、拝観パンフレットには「楼閣の南廊に立てば、山門、仏殿、法堂をはじめ、大徳寺山内の寺々が昔のままに見え禅林の歴史の重みが感じられます。」と記載されています。
大徳寺は電柱などが地下埋設されているので、「昔のままに見え」から、一度見てみたいものです。
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