法輪寺

達磨寺

江戸時代創建の臨済宗妙心寺派寺院。大小八千余りもの達磨像が奉納されていることから「達磨寺」と通称される。本堂には、珍しい等身の金箔大寝釈迦木像や、日本映画関係者四百余霊が祀られたキネマ殿がある。  

達磨寺

達磨寺について

基本情報

山号寺号
大宝山法輪寺(たいほうざんほうりんじ)
別称
達磨寺(だるま寺)
宗派
臨済宗妙心寺派
創建
1727年(享保12年)
開山
大愚
開基
万海
本尊
釈迦如来
駐車場
無料駐車場あり
交通機関
JR円町駅徒歩5分
住所
京都府京都市上京区下ノ下立売通西大路東入ル行衛町457

概要

臨済宗妙心寺派に属し、三国随一という起上がり達磨を中心に、大小八千余りもの達磨像が奉納されていることから「達磨寺」と通称される。 1712年、大愚和尚を開山とし、室町の両替商「伊勢屋」荒木宗禎に帰依を受けた万海和尚が創立した。 本堂には、珍しい等身の金箔大寝釈迦木像や、日本映画関係者四百余霊が祭られた貴寧磨殿(きねま殿)がある。 本堂南側には禅の悟りの境地を示す枯山水の無尽庭があり、夏には芙蓉の花が境内を彩る。

見所

観光名所
達磨堂 - 三国随一といわれる起き上がり達磨を中心に、大小8,000体もの達磨像が安置されている。
本堂 - 映画創業以来の関係者約400余霊が祀られている「貴寧磨殿(キネマ殿)」や、島津製作所の創業者 島津源蔵夫妻の念持仏が祀られている「学神堂」がある。
十牛の庭 - 本堂東庭。禅の悟りの段階を示す。
無尽庭 - 本堂南庭。白砂の上に苔で心字を描く。
金箔大寝釈迦木像 - 安土桃山時代作の珍しい等身大の寝釈迦像。
梵鐘 - 明治維新の混乱で境内の地中深く埋められ、昭和9年の庫裏の新築工事で発見されて掘り出され、梵鐘の中に白蛇が梵鐘を護るように棲息していたといわれる。
白幽子の旧墓石 - 白隠禅師の夜船閑話で知られる白幽子の旧墓石。

歴史

1727年
室町の両替商「伊勢屋」荒木宗禎に帰依を受けた万海和尚が、大愚和尚を開山に迎えて創建された。
 
三度の天災などに見舞われたが、その度に復興した。
昭和8年
第十世 伊山和尚を迎え、現在の形に整備され、少林寺拳法道場なども開かれた。

撮影後記

 寺号の「法輪寺」よりも「達磨寺」として知られている円町にある禅寺です。 境内の達磨堂や大法輪塔には、所狭しと大小さまざまなダルマさんが並んでいます。 選挙などでお馴染の「高崎だるま」が一般的ですが、あごひげが長い「白河だるま」や、愛媛県などで作られるロシアのマトリョーシカ人形のような外見をした「姫だるま」など、いろいろなダルマさんがあるもんですね。 「だるまさんだるまさん にらめっこしましょ 笑うと負けよ あっぷっぷ」で、ホント面白い顔をしていますが、九年もの座禅によって手足が腐ってしまったという禅宗開祖の凄い御方であります。

更新履歴

2012年2月22日
初版をアップロードしました。
2013年12月31日
携帯電話・スマートフォン専用壁紙を休止しました。
2014年1月1日
一部の無料壁紙を会員限定の閲覧に制限しました。

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